2013年 07月 18日
酔狂(言)「米と葡萄の醸し 」。 |
まだ陽の高い夏の日。壺中の闇に、両仕手「竹鶴酒造・石川達也杜氏」、「ヴィナイオータ・太田久人社長」が立った。言葉のシャワーに、米の酒、葡萄の酒それぞれ4種が交互に合いの手をいれる、酔狂の宴。
「クレーム対応は 私、石川が担っております」。一番クレームが多いという「雄町純米 酸味一体」。その答を記す。「この6号酵母は、竹鶴オリジナルです。ただ、ああいう味わいが唯一無二なのは、酵母の独自性だけではなく、そういう酵母にどういう醗酵をさせるかという“造り“によるところも大きいのではないかと」。
「いっそ”なんじゃこれ”は、の酸を味わってもらおう」。言は、ヴィナイオータの太田社長。「今日、皆さんにお呑みいただくのは、コレ、”マルサラ”。マルサラというと酒精強化のアレ。料理酒を思い浮かべる人がほとんど、でしょう。でも、これは別物。マルコ・デ・バルトリの思いが詰まった1本です」。
竹鶴の米の酒、ヴィナイオータの葡萄の酒。壺中はこの二つに共通を観る。因はアレコレ思いつくがそれを探るはやめておこう。ただ呑めば、わかる、はず。
へんてこ、異質を問われても揺るがず、姿勢を貫く。彼等が醸しだす発熱を、紡ぐように、嗅ぎ取っていけばいい。
そこいらの柔な呑み手、知ったかぶりの気取り屋。表層のキレイを愛で、美味しいをグルメチックにしか捉えない輩。NON。このくせ者二人は経験にも質の違いがある、ってことをぴしゃりと返してくれる。豊壌感嘆明快在壺中。
(写真左から)「ヴェッキオ・サンペーリ・ヴェンデンナーレ/シチリア島 マルコ デ バルトリ ※マルサラ」「雄町純米 酸味一体 20BY(冷)」「リボッラジャッラ 2004/フリウリ州 ラディコン」「生酛19BY」「ヴィドフスカ 2007
/フリウリ州 ヴォドヴィーベッツ」「合鴨農法米17BY」「ロサード 2010/トスカーナ州 マッサヴェッキア」「酸味一体18BY(にごり)」
燗酒嘉肴「壺中」
東京都文京区湯島2−31−25太陽ビル 1F
営業 16時ー22時(LO21時)
定休日 日曜・月曜 (祝日営業)
ー今夏より、ご要望に応じて、日・月曜日を貸し切りでご利用いただけるように致しました。ご興味おありの方は、cotyuu☛cotyuu.comまで、(☛を@に替えて下さい)お問い合わせください。
「クレーム対応は 私、石川が担っております」。一番クレームが多いという「雄町純米 酸味一体」。その答を記す。「この6号酵母は、竹鶴オリジナルです。ただ、ああいう味わいが唯一無二なのは、酵母の独自性だけではなく、そういう酵母にどういう醗酵をさせるかという“造り“によるところも大きいのではないかと」。
「いっそ”なんじゃこれ”は、の酸を味わってもらおう」。言は、ヴィナイオータの太田社長。「今日、皆さんにお呑みいただくのは、コレ、”マルサラ”。マルサラというと酒精強化のアレ。料理酒を思い浮かべる人がほとんど、でしょう。でも、これは別物。マルコ・デ・バルトリの思いが詰まった1本です」。
竹鶴の米の酒、ヴィナイオータの葡萄の酒。壺中はこの二つに共通を観る。因はアレコレ思いつくがそれを探るはやめておこう。ただ呑めば、わかる、はず。
へんてこ、異質を問われても揺るがず、姿勢を貫く。彼等が醸しだす発熱を、紡ぐように、嗅ぎ取っていけばいい。
そこいらの柔な呑み手、知ったかぶりの気取り屋。表層のキレイを愛で、美味しいをグルメチックにしか捉えない輩。NON。このくせ者二人は経験にも質の違いがある、ってことをぴしゃりと返してくれる。豊壌感嘆明快在壺中。
(写真左から)「ヴェッキオ・サンペーリ・ヴェンデンナーレ/シチリア島 マルコ デ バルトリ ※マルサラ」「雄町純米 酸味一体 20BY(冷)」「リボッラジャッラ 2004/フリウリ州 ラディコン」「生酛19BY」「ヴィドフスカ 2007
/フリウリ州 ヴォドヴィーベッツ」「合鴨農法米17BY」「ロサード 2010/トスカーナ州 マッサヴェッキア」「酸味一体18BY(にごり)」
燗酒嘉肴「壺中」
東京都文京区湯島2−31−25太陽ビル 1F
営業 16時ー22時(LO21時)
定休日 日曜・月曜 (祝日営業)
ー今夏より、ご要望に応じて、日・月曜日を貸し切りでご利用いただけるように致しました。ご興味おありの方は、cotyuu☛cotyuu.comまで、(☛を@に替えて下さい)お問い合わせください。
by COTYUU
| 2013-07-18 13:28
| 壺中瓦版