2011年 06月 08日
「壷中」、土楽へ。 |

以前、土楽にお邪魔したとき、「ちょっと面白い酒を醸す男がいるんですが」と持ちかけると、「いいね~。およびして」と即断。この経緯を吉岡さんにお話すると「私も行こうか」と、こんな豪華な顔ぶれに相成った次第。酒は竹鶴、肴はご当主手ずからなる、「白ミルと鯒の刺身」、「あら炊き」、「伊賀牛ステーキ」、「焼き唐墨」に庭で摘んだ「蕗のたいたん」。「ご馳走とは、こ~いうもんだ」の図でございます。海のもの以外は「身土不二」のお暮らし、今時これこそが贅沢か。しかしながら、「壷中夜噺」にと、品々の写真を記録するは無粋と心え、炉の直燗一葉で。お許しください。
「直火に耐えるのはこの辺りの土(粘土)の特性や」と、ご当主。はは~ん、なる。それで、あの傑作「黒鍋」がでけた、んだ。
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by cotyuu
| 2011-06-08 16:00
| 酒池酒林